調査・探鉱ボーリング
弊社設立時、住友金属鉱山(SMM)で探鉱ボーリングを行っていた技術者によって試錐部門が発足しました。以降に継承された探鉱ボーリングに関する高い技術を基に、主に金属鉱業事業団(MMAJ、現、石油天然ガス・金属鉱物資源機構JOGMEC)の探鉱案件で国内外の探鉱ボーリングを行ってきました。MMAJ
と海外協力事業団(現、国際協力機構)が共同で実施した鉱物資源に関する海外協力事業では、アジア、アフリカ、中南米などの開発途上国においてボーリング技術者が技術移転を行ってまいりました。1970年台から1980年にかけては、動力炉・核燃料開発事業団(現、原子力研究開発機構)の西アフリカでのウラン探鉱も行いました。現在も、鉱山事業部門がSMMの鹿児島県菱刈金鉱山の坑内外で探鉱ボーリングや鉱脈の連続性を調査するサンプリング・ボーリングを行っています。また、海底鉱物資源探鉱のための船上や海底からのボーリングのサポートも行っています。
探鉱ボーリングで培った深掘り・コア採取技術を活かして、東京大学、京都大学、防災科学技術研究所および産業技術総合研究所(AIST)等の研究機関が実施する活断層等のボーリング調査を目的とした深い調査孔を掘削しました。深井戸やトンネル工事の水抜きボーリング孔も掘削したことがあります。
電力中央研究所の小口径ボーリングのコントロール技術開発などの掘削技術開発プロジェクトに参加したこともあります。また、掘削・コア採取の経験を基に、孔底付近で掘削刃先の口径を拡大させる「水圧式拡径装置」や、海底資源調査のための掘削装置に供する掘削治具の改良や提案と言った技術開発支援をおこなっている。
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住鉱資源開発株式会社
試錐部
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