リモートセンシング
一般に、鉱物資源や地熱資源調査における初期の探査段階では、衛星等で電磁波を測定して取得されるリモートセンシングデータの解析を行います。特にリモートエリアの調査では、リモートセンシングデータがもつ情報は有用です。近年は高解像度・高次仕様のリモートセンシングデータが入手できるようになり、パソコンでデータ処理・解析(バンド間演算処理、スペクトル解析、統計解析など)を行い、地質および地質構造の判読や鉱物判定を行っています。基本的には、商業運用されている衛星および航空機のデータは解析可能であり、目的に応じた解析図面や判読図を提供しています。
海底鉱物資源調査の分野では、調査船や潜水機等で取得される音響調査データ(音波データ)および海底観察の動画等の解析を行っています。これらの解析結果は資源量評価の重要なパラメータとなります。
合成開口レーダデータ(PALSAR L1.5 HH単偏波画像):
マラウイ南部の閃長岩貫入岩体群
光学センサデータ(ASTER L3A 疑似カラー合成画像):
チリの銅金鉱床地帯
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