ボーリング掘削・
コア採取技術
弊社の主力とする掘削工法は孔底で採取したコア試料をワイヤーで孔口まで掘削管の中を引き上げるワイヤーライン工法です。この工法はコア採取装置が一杯になる度に全ての掘削管を回収する必要がありませんので、100m以上での掘削が効率的になります。したがって、この工法は孔長100~1,000mの孔径15cm以下のコア採取ボーリング孔に適しています。この工法は鉛直もしくは急傾斜のボーリング孔に適していますが、弊社は水平や緩傾斜のボーリング孔を掘削できる工法も有しています。
深いボーリング孔は例え垂直孔であっても計画通りの軌跡に沿って簡単に掘削できるわけではありません。弊社は工事の目的から要求される精度で計画に沿った軌跡の掘削を行う技術を有します。特に、孔底に歪計や地震計を埋設するためのボーリング孔で要求される鉛直に対して±3°程度以内の高い掘削精度を実現させてきました。長い水平や緩傾斜のボーリング工事では重力のため計画より孔が下がりがちですが、孔曲り測定結果を基に曲がりの修正を行って精度を維持しています。
ボーリング孔が深くなると同じ孔径での掘削が難しくなるので、ケーシングという保護管を挿入した後で保護管より細い孔径で掘削を継続する段落し工法が用いられます。弊社はボーリング工事の目的や仕様および地下状況に適した段落しのためのケーシング・プログラムをご提案するとともに、経験ある技術者が逸泥や抑留などの工事の進捗とともに変わる掘削状況に対応して適切な対策を講じます。
ボーリング作業
ボーリングコア
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